こんにちは、やすです。
今回は読書についての記事です。
私が本が読んだ時に心に残った文章を書き出したメモ=「レバレッジメモ」を紹介します。
レバレッジメモについての詳細を知りたい方はこちらの記事を参照ください。
みなさんも読書される際はレバレッジメモを残すことをお勧めしています。
今回ご紹介する本:「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」
今回ご紹介する本は、著者カーマイン・ガロさんの「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」です。
スティーブ・ジョブズ氏がアップルの新商品のプレゼンをする時などに、そのプレゼン力のすごさに感心した人は多いと思います。
今までに一度も見たことがない方はYoutubeに伝説のスピーチやプレゼンが上がっているので是非一度ご覧いただきたいです。
本書ではそんなスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンの凄さと手法がぎゅっと詰まった1冊になっております。
全ての手法を真似して自分がスティーブ・ジョブズ氏のようなプレゼンをすることはなかなか難しいですが、私自身はその中で自分でも実行できるようなものを取捨選択し、それを自分でも扱えるようにアレンジして使うことを意識しています。
私が特に意識しているのは、プレゼンは相手に熱意を持って伝えるために行うので、スライド画面を見ながら行うのではなく、しっかりと相手側を向いて、相手の目を見てプレゼンを行うことを意識しています。
スライドを見ながら、スライドに記載した文字をただなぞるようにプレゼンしている人って意外と多いですよね、、、
これでは聞き手に対して、話し手の思いが思うように伝わらず絶対に勿体無いです。
皆さんもこの本の中の手法の中で一つでも自分で実践できそうなものが見つかり、プレゼン力の向上に繋がれば幸いです。
私がこの本で残したレバレッジメモ
私がこの本で残したレバレッジメモを記載します。
この本を読むか検討する際の検討材料になれば幸いです。
・ストーリーを組み立てる時は紙と鉛筆を使う。映画監督が、カメラを使う前に筋書きの絵コンテを作るのと同じ
・箇条書きは、人々の行動を変えるほど印象に残るかという意味ではあまり役に立たない。聞き手に訴えるのはストーリーである。スライドではない。
・ヘッドライン:聴衆に覚えてほしいアイデアを70文字以内で印象に残る形で、何が何をどうするという文にまとめる。アップルの場合は、簡潔(12文字以内)、具体的、利用者のメリットがよくわかる
・アリストテレスの人を説得する方法
- 聞き手の注意を引くストーリーやメッセージを提出する
- 解決あるいは回答が必要な問題あるいは疑問を提出する
- 提出した問題に対する解答を提出する
- 提出した解答で得られるメリットを、具体的に記述する
- 行動を呼びかける。ジョブズの場合は「今すぐここを出て買ってくれ」的なこと
・人々が一番知りたいのは、なぜ注目する必要があるのか、あなたの製品を気にかける必要があるのかである。ジョブズは注目すべき点を教えて、聴衆を迷わせるようなことは絶対にしない
・ジョブズは、「どのように」の前に「なぜ」を説明する。製品ではなく、夢を売る
・「情熱がない人は元気がない。元気がない人は何も手に入らない。」 ドナルド・トランプ
・リーダーはよりよい未来というものを明確にイメージしている。そのためリーダーが現状に満足することはない
・ロードマップは3点で示すのが最適。聞き手が迷子にならなくなる。3点ルールが強力なコミュニケーション理論である
・人間の頭が楽に思い出せるのは3項目から4項目である
・問題提起のために、敵役を導入する
- 何をするのか?
- どの問題を解決しようとしているのか?
- ほかとはどう違うのか?
- なぜ気にかける必要があるのか?
・正義の味方も登場させる。(敵役:今の製品の限界 味方:解決策)
・洗練を突きつめると簡潔になる
・数字をドレスアップさせて意味を持たせる。聞き手の暮らしに密着したものにする
・アナロジー:自分の考えや製品を、聞き手がよく知っているコンセプトや商品と比べる方法
・口コミの力も利用する。言葉を引用する。証言してくれる方はしてくれない方よりも大事なお客様である。
・製品の効果を専門家や顧客、パートナーに語ってもらえれば、信じてもらえやすい
・裏方として努力してくれた人々への一言を忘れないこと。そうすれば顧客に誠実な人だと思ってもらえるし、大勢の前で感謝された社員や同僚は今まで以上に一生懸命仕事をしてくれるようになる
・ほぼ常に聴衆とのアイコンタクトを保つ。スライドやメモを読むこともめったにしない
・アイコンタクトがある人の方が信頼できる、誠実、自信に満ちているなどと感じることが研究で確認されている
・ジョブズがしっかりしたアイコンタクトをとれるのは、何週間も前からプレゼンの練習をするから。スライドごとに何を言ったらいいかを全て把握している
・先を急がない。プレゼンにあちこちで一息つかせる。大事なポイントでは数秒間じっと黙り、それが聴衆に染み渡るのを待つ
私が特に心に残った言葉は、、、
・アイコンタクトがある人の方が信頼できる、誠実、自信に満ちているなどと感じることが研究で確認されている
・先を急がない。プレゼンにあちこちで一息つかせる。大事なポイントでは数秒間じっと黙り、それが聴衆に染み渡るのを待つ
の2つです。
アイコンタクトがある人の方が自信があるように見えるのは当然のことですよね。でもいざ自分がプレゼン等で人前に立って発表するときはアイコンタクトを怠りがちになります。
そのため、アイコンタクトは自信がなくても積極的に行うだけで、聞き手からすると堂々とプレゼンしているように感じ、他者とも差をつけることが可能です。
また、間を上手くとっている人もなかなかいないですよね。
間を上手く活用することで、聞き手を惹きつけ自分のペースに持ち込むことができます。
それに、まずここまで意識してプレゼンできている時点で相当なプレゼン上級者ですよね。笑
聞き手にここでしっかりと聞かせたいと考え実行できていれば、話し手も聞き手も非常に気持ちの良い場になっていること間違いなしですよね。
そう考えると、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンは生で1回聴いてみたかったなと思ってしまいますね、、、笑
まとめ
今回レバレッジメモをご紹介した1冊は著者カーマイン・ガロさんの「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」でした。
プレゼンに限らず会議で発表したりすることは絶対にあると思うので、皆さんも自分のプレゼン力を向上させるために是非読んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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